はじまりの奄美編③
奄美大島3日目。この日は前日と同じく珊瑚茶屋さんにお世話になる。
この日は午前にカヌー、午後にダイビングのお客さんに混ぜてもらうことに。
午前中のカヌーの時間は好きにカヌーに乗って釣りをしていいとのことだったので早速出撃。
雨が結構降っていたけどテンションがそれ以上に上がる。
勝手がわからないので、初めはマングローブの根元を打ちながら進んでいく。
こういう所にテンポよくルアーを打っていくの、めっちゃ楽しくない⁇(笑)
ここでタックルの紹介
ロッド:上州屋ブランド、SZMのトラウトスピン562UL
ルアー釣りを始めた時に初めて購入した本格的(?)なトラウト竿。上州屋で3000円くらいだったかと思う。廉価ロッドだが、自分の中では登板回数がなかなか多い。ライン強度やルアーウエイトをちょっとすぎたものでも無理して使えるのも安さのおかげ(笑)
数年に数えるほどしかない渓流やワイワイ楽しむ天湖森のニジマス、はたまたアジのサビキ釣りで主に使用。僕にはこれで十分。
一人乗りカヌーで使うには長さも長すぎず、使いやすかった。
リール:SHIMANO soareBB2000HGS
普段はライトゲームに使用。前述のロッドには少し大きいと思ったけど全然大丈夫だった。
ライン:PE0.6号+リーダーフロロ4ld
正直自分はこの釣りでPEは使いにくいと思った。PEラインはコシがないのでライン操作を誤ると竿先によく絡まってストレスフル。座った姿勢のカヌー上ではほどくのも大変。飛距離もいらないし。リーダーもつけなきゃいけないし。リーダーをつけないと今度はルアーにPEが絡まるし。
という事で、自分は今度やるときはトラウトの時と同様、ナイロン4ld直結くらいで行こうかなと。
ルアー:5センチくらいのミノーや小さなポッパー、小さなクランクなど
Dコンや蝦夷、こまちといったトラウトミノーからマリアのライトゲーム用のプラグなどを用意して行った。
冷静になってくるとカヌーを漕ぎながらルアーを打っていくのが意外としんどいことに気が付く(笑)
まず、潮の流れが速く、釣りに意識がいくとすぐに流される。
流されては漕いで戻って流されながら打っていくことに。それで反応がなかったら移動を繰り返す。
移動時はルアーを出しっぱなしでトローリング。これぞカヌトロ(笑)
カヌトロをしていたら後ろでパシャッとライズ。振り向いてルアーをそこに投げるとヒト!
上がってきたのはチヌ。本州のクロダイやキビレに比べて全体的に黄色っぽいこのチヌはミナミクロダイというクロダイの近縁種。
トラウトスピンをよく曲げるナイスファイターでした。
この後もマングローブ林を右往左往するもあたりもなく、水位も下がってきたのでここで終了。
すごく楽しかった!
お昼休憩をはさんで午後はダイビング。
久しぶりに潜った。やっぱり楽しかった(笑)
そんなこんなで夕方に珊瑚茶屋さんとお別れをして、次なる目的地、古仁屋へと向かうことに。
ご当地標識。かわいい。
古仁屋は奄美大島の最南端に位置する町。名瀬に続いて奄美大島で2番目に大きな町だが、情緒あふれる港町。
ここに、これからお世話になるゲストハウス、昭和荘がある。
昭和荘…百聞は一見に如かず、インパクト強烈なゲストハウス。是非ホームページを見てほしいです(笑)
最高のゲストハウスでした‼
昭和荘には僕より前から宿泊している二人がいて、すぐに意気投合して夕飯を近くのスーパーに買いに行くことに。
日ごろ見慣れない肉などを買って乾杯していると、オーナーさんがお客さんのお迎えから帰ってきた。
そのお客さんたちと昭和荘の名物であるというナイトツアーに行くことに。
このツアーは、夜の原生林をオーナー自慢のジムニーで探検してアマミノクロウサギをはじめとする生き物たちを探しに行くツアーである。
道中、オーナーさんにハブの注意をたんまり受けながら(笑)原生林に突入。
アマミノクロウサギや天然記念物の鳥を見ることができ、とても貴重で楽しいツアーでした。
おススメです‼
宿に帰ってからはまたみんなで乾杯して、すっかり意気投合して、明日はみんなで自分のレンタカーで加計呂麻島に行ってみることに。
旅先での出会いに感謝‼
つづく‼