さかなのたまご

釣りのウデもたまごレベル

コロンビア🇨🇴ひとり卒業旅行遠征 その2

コロンビア2日目

 

朝、ホテルの人が5時45分にモーニングコールするねって昨晩言ってたけど、実際かかってきたのは5時40分だった。

朝シャワーして6時半に朝ご飯に行った。

f:id:chobitaku:20200302204915j:image

豪華で大概は美味しくいただけたんだけど、スープだけドクダミ?みたいなスパイスが効いててどうしても完食できなかった。申し訳ないです。

ホテルで精算の時に、使った歯ブラシと歯磨き粉代をしっかり取られた。

好奇心に駆られてコンドームを開けなくてよかった。切実にそう思った。

アメニティーはタダと言うのは世界が狭かったなと思う。

 

7時に出発ってことだったけど、6時50分くらいに朝食を食べ終えると「ちょっと急いでねー」ってフロントの美人に言われた。

部屋に戻って急いで準備。

急いで抗マラリア薬を飲んだ。以前、抗マラリア薬(メフロキン)で副作用凄くって飲めなかったから違うやつ(マラロン)にした。副作用が出ないことを期待。

 

ここでひとつ。勝手なイメージで、南米ってルーズな感じがしてたんだけどすごくきっちりされていた。びっくり。

 

昨日の紳士に空港まで送ってもらった。もうこの時点で恥ずかしがらずにgraciasと言えるようになる。お返しに本場のadiós頂きました。

 

国内線に乗ってプエルトカレーニョへ行くんだけど、チェックインカウンターのお姉さんがまたまた美人だった。

因みに荷物の重さを測ってくれるお兄さんも超絶イケメンだった。

なんなんだこの国は。

搭乗手続きを終え、手荷物検査に行くんだけど、ここの女性陣も、美人だった。

搭乗を待ってたらチラホラとフィッシングという単語も耳に入る。否が応でもテンションが上がる。

搭乗を案内されてチケットを係の人に渡す。この係の女性が金髪碧眼の超絶美人だった。ヤバい。こんな人テレビでしか見たことないよ!語彙が追いつかない。

そんでもって飛行機まで歩いてたら

「釣りかい?」

って言ってくる男性がいて、

「そうだよ、日本から来たんだ」

って言ったら

「お!僕も釣りさ!コロンビアでツアー会社やってるんだ!」

って言って名刺をくれた。確かに日本でコロンビアの釣りを調べてる時に見かけたことのある会社だった。

しかし今回僕がお世話になるガイドとは別のよう。名詞はありがたく受け取った。

 

ルアーの話とか、アクションの話、川の話とか色々した。

日本のルアーを絶賛していた。やっぱメイドインジャパンは良いよって言われるとなんとなく嬉しい。僕全然関係ないはずなんだけど。

でも今回この人はフライメインでやるらしい。

そんで、その一行にもまたまた美人さんがいて、堀田茜と森泉を7:3で混ぜた感じの人。これは凄いぞと確信した。

こんな美人さんも釣りするのかよサイコーだな

って思った。

f:id:chobitaku:20200302205400j:image

テイクオフした飛行機はそんなに高くを飛ぶようではなく、眼下には蛇行するオリノコ水系が見えて、ついにやってきたんだなって実感し始めた。マジで末梢血管〜毛細血管のように張り巡らされていた。

飛行機が到着すると、乗ってたおっちゃんたちが次々と魚の名前を言い始める。ピーコック、パヤーラ、サルディーナ、、、

テンションあがる!

 


そんでもって空港に着くとめちゃくちゃ暑い🥵ボゴタは寒いくらいだったので、やはり高原というのはそれだけでかなり過ごしやすいのだなと認識。

 


預け荷物を受け取り、マネージャーのアレハンドロと出会う。

気さくな、信頼できる良い人であった。

プエルトカレーニョでは

f:id:chobitaku:20200302205905j:image

リオ・オリノコに連れてってくれたり

f:id:chobitaku:20200302205633j:image
f:id:chobitaku:20200302205642j:image

南米3位の川だが、場所と乾季ということもあり、幅は思ってたよりないなぁ荒川河口くらいじゃんと日本人風情で思ってしまったり

売っている魚を見せてくれたりした。

f:id:chobitaku:20200302205707j:image
f:id:chobitaku:20200302205714j:image

テンション爆上げ!!


昼飯を食べる。

f:id:chobitaku:20200302205522j:image

魚のすり身の揚げ。美味しかったけど、暑さで食欲があまり出ず、不本意にも残してしもた。すみません。。。

f:id:chobitaku:20200302211603j:image

これはさとうきびジュース
f:id:chobitaku:20200302211613j:image

これはケチャというハンモックみたいなもの。網目が広がったり狭まったりする点でハンモックと違うらしい。快適快適、うちにも欲しい。

 

そんでコックさんを載せて、街から約1時間でロッジに到着。

 


14時から早速フィッシング。

最初は久々のベイトリールに慣れるまで大変だったけど、ようやく慣れてきた頃に記念すべき初フィッシュ、パヴォン・チンチャード(C.temensis)。ジャンピンミノーにて。まさに水面爆発!

f:id:chobitaku:20200302210128j:image
f:id:chobitaku:20200302210119j:image

4ポンドほどで、ガイドにはペケーニョ!って言われたけどめちゃめちゃ嬉しかった。この魚に会うためにここまで来たんだ。

 

その後はエヴォルーツのタダ巻きでさっきのより小さいチンチャード。

f:id:chobitaku:20200302210517j:image

ちなみに、パヴォンとはピーコックバスのこと。

チンチャードとはいわゆる3本横線が入ったアスー個体を指す。ブラジルなんかでパッカと呼ばれるモノはピンタデラパ(瓜坊のこと)と呼ばれる。

本日の釣りはこの2匹で終了。

 

ロッジに戻ったら暑さと疲労でヘトヘトに。

そんな僕を見かねたのか、ボートマンのホセが最近のデカイ釣果のファイトムービーや写真を見せてくれた。

今日は言葉はあんまり通じなかったけど、心遣いがとても嬉しかった。

中には10ポンドオーバーも多々おり、明日からが楽しみになった。

更に、この川には3種類、4柄のパヴォンが生息していると話してくれた。

パヴォン・チンチャード

パヴォン・ピンタデラパ

パヴォン・マリポサ

そしてパヴォン・ロイヤル。

全部会ってみたいな、とこの遠征の目標がまた一つ増える。笑

 

夕ご飯はカレーでうまかった。

 

翌朝は5時半と言われ、疲れも溜まってたからか、速攻で泥のように眠った。

 

tackle

竿:monsterkiss DearMonster 6plus

リール:シマノ 19スコーピオン151XG

糸:VAMOS 5号+ナイロン60lb

ルアー:ジャンピンミノー、エヴォルーツ

コロンビア🇨🇴ひとり卒業旅行遠征 その1

ここからは旅の途中に書き溜めたメモを元に書いていきます。

 

 

朝6時に起きて成田へ向かう。

 

アメリカン航空のチェックインがよくわからずにあたふたしてると、外国のグランドアテンダントさんが助けてくれた。

仲良くなって、「コロンビアに一人で釣りに行く」と言うと「凄い!」と言われる。

ちょっと照れた。笑

日本円をUSドルに両替する。

f:id:chobitaku:20200302194823j:image

行きの便はどうやら大学生などの学生の集団が多くて、みんなディズニーワールドに行く模様。

みんなでわきゃわきゃしている中でポツンと一人いるのが少しこっぱずかしくなる。

 

10時間のフライトで、あんまし寝れなかった。

時差のことを考えるとしっかり寝ていたほうがいいんだろうけど、寝れんかった。緊張してた。

けど機内食は全て美味しかった。ブドウはタネまで食べた。

 

映画を2本見た。トランスフォーマーゴジラ。やはり面白かった。最高。

途中、隣の女子大生がいきなり泣き始めたびっくりした。どうやら「僕のワンダフルライフ」的なものを見て号泣したらしい。

 

ダラスについた。入国手続きがよく分かんなかった。有人のゲートと予習したのに、機械でなんか打ち込まんとダメで、(機械で言語を選べたんだけど、テンパって英語にしてしまい、より混乱する汗)その上発行された紙に大きくバツ印までつけられて有人のゲートになった。だけどここでは日本人の案内員さんがいて助かった。周りもほぼほぼ同年代の日本人だったのも心強かった。

税関のお兄さんは僕の前の可愛い女の子と僕とではマジで対応が違ってここら辺は世界共通やなと思った。

入国だけで疲れてしもた。

 

乗り継ぎには10時間の空きがあった。これが少ししんどかった。

一人ではなくて複数で来たら楽しいと思うんだけど、いかんせんどう時間をつぶせばいいのか途方に暮れる。

自分と向き合うのも流石に飽きた。

 

適当なベンチでリュックを抱えて寝てたら、その近くのゲートから出る飛行機に乗る人たちがなんか知らんけどみんな盛り上がって、アゥェーを感じる。

居辛くなって席を立って意味もなくスカイラインを周回したり

f:id:chobitaku:20200302195121j:image
f:id:chobitaku:20200302195111j:image

探検したりしたけど疲れてしもた。

人が少ないベンチを探して、目の前の熱帯魚の水槽を眺めたりうとうとしたりして数時間過ごした。

f:id:chobitaku:20200302194906j:image

セブンイレブンに行った。軽食を取とろうとサンドイッチ買ったけど、びっくりするくらい美味しくなかった。全部食べたけど。

f:id:chobitaku:20200302195036j:image

f:id:chobitaku:20200302194931j:image
f:id:chobitaku:20200302194939j:image

なんか店員さんの対応も塩っぽかった印象を持ってしまったんだけど、やっぱこれって日本の対応が逆に素晴らしいんだなって思った。

 

そんなこんなで次の目的地、ボゴタのゲートが表示され

f:id:chobitaku:20200302195007j:image

そこの近くのベンチでやはりぼーっとネットサーフィンたりアプリで漫画を読んだりした。フリーWi-Fiがあるのは本当にありがたかった。LINEでおばあちゃんと手軽に電話もできた。タダでこんなんできるなんてすごい世界だ。

コロナ騒ぎですごい目で見られるかと思ったけど、思ったより酷くなかった。

寝不足とか疲れとか相まってちょいブルー入ってたけど、モンスターキスのHP見てたら不思議と元気が出た。

次第に好きなことにこんなに時間を割ける幸せを実感し始めた。

 


ボゴタへのフライトは1時間遅れた。

アジア系の乗客は本当に居なかった。いよいよ地球の反対に行くんだなって実感し始める。

機内アナウンスも英語/スペイン語になる。ごくり。

良かったことは、席の隣のコロンビア女性が優しかったこと。少し心が解れる。

 

6時間のフライトの終盤に入国審査の紙が配られる。入国審査の紙があることは知ってたんだけど、うっかり下書きを用意するのを忘れてどうしようってなる(よく読んだら地球の歩き方に乗ってたけども)。スペイン語読めねぇ。

諦めて書かないで入国審査の列に並んだら、隣の隣だったアメリカ人の女性が「ペンを貸してくれ」って言うから貸してあげた。そんで、逆に「入国審査の書き方を教えて」って言ったら快く教えてくれた。本当にありがたかった。感謝感謝。

因みに、この時に大学受験時に使っていた英単語帳「DUO」に乗っていた例文中の fill in the blanks below が神がかり的に口から出てきて自分でもビックリ。受験勉強が役立ちましたワ。

でも実際の審査は観光かビジネスか聞かれただけでアッサリと通過できた。日本のパスポートに感謝。笑

 

ボゴタに着いた。

f:id:chobitaku:20200302195216j:image

ロスバゲが心配だったバックパックもちゃんとついててよかった。

320ドルを一気に両替したら額が大きかったのか、結構時間がかかったビビった。指紋とか取られた。恐っ。

でも両替のお姉さんは美人だった。やったやった。

 

そんで、出口から出たらちゃんとホテルの迎えのドライバーさんに出会えた。

以前、マレーシアでは予約していたホテルのドライバーさんにうまく出会えなかったことがあり、若干の苦い記憶があったので本当に良かった。

イケメンのお爺さんだった。スーツがめっちゃ似合う人だった。でも英語は通じない。完璧なスペイン語圏。ついにやってきた。

 

ホテルまでは20分程で、フロントの人もいい人で、翌朝の時間もしっかり教えてくれて安心した。Google翻訳マジ神かと思った。

ホテルで1泊、といっても4時間ほどしか滞在しないんだけど、もったいないほど豪華なホテルだった。

f:id:chobitaku:20200302195324j:image
f:id:chobitaku:20200302195315j:image
f:id:chobitaku:20200302195333j:image
f:id:chobitaku:20200302195308j:image
f:id:chobitaku:20200302195351j:image
f:id:chobitaku:20200302195340j:image

2日ぶりのシャワーはマジで気持ちよかった。

アメニティー用品にコンドームがあって、その名前がtodayのくせに3つ入ってて、ラテンの凄さを実感。

f:id:chobitaku:20200302195417j:image

歯磨き粉はすごくケミカルだった。

両替したお金をライセンス代とかチップ代とかその他諸々に分散して、翌日の衣服の用意をして寝た。

けど直前にもらったコーヒーが効いてたのか、全然寝れずに約束の時間となったのだ。

コロンビア🇨🇴ひとり卒業旅行遠征 プロローグ

大学生活最後の遠征、ひとり卒業旅行ということでコロンビアに行ってきました。

 

この遠征を決めたのは2年前に新島に行った後。

南米・アマゾンは小さい頃からの憧れの地であり、一度は行きたいと薄々思っていました。

 

ただ、ネックとなるのは治安や費用の高さ。

旅慣れていない小心者の自分にひとり南米旅なんてできるのか。同行者を募ろうにも、一緒にアマゾンに行ってくれる友達なんてそうそういないし、、、

 

そんな事から現実的には無理なのかなと諦めかけていたフシがあったのですが、人生のうちでまとまった時間が取れるのはきっと国家試験後〜働き始めるまでのこのタイミングがベストなのは間違いない。

後々何かの巡り合わせで同行者も現れるかもしれない。取り敢えず行く準備だけはしておこうと2年前から貯金を始めました。

 

そんでもって本格的に動き出したのは昨年春。

プランとしては

 

1.同行者が募れればブラジル、ネグロ川水系に旅立つ

2.同行者がいなかった場合にはフィッシングロッジを利用した安全第一の遠征をする

 

の2つを考えました。

結果として残念ながら都合が合わずに一人で行くことになったのでプラン2を採用しました。

この時、大学で魚の研究をさせて頂いた時のツテで声をかけさせて頂いた先生方や、いきなり声をかけた友達には迷惑かけたと思います。お金も時間もかかるこの遠征に前向きに検討してくれた早大釣りの会前会長にはめちゃくちゃ感謝しています。嬉しかったです。また一緒に釣りしたいな笑

 

さて、プラン2にしたのはいいものの、ひとりで行くとなるとマジで費用が高くつく。

ロッジの部屋であったりボートの費用であったり。。。

ネグロ水系はまぁ高くて手が出る値段じゃなかった。

 

そんな中、ギリギリ資金内に収まりそうだったのがコロンビア遠征だったわけです。時期もシーズン真っ只中というのも決め手でした。

日本の代理店さんと現地ロッジの方との相談の結果、遠征の日程が決まったのが去年の8月、ちょうど遠征半年前でした。

 

そこからは半年間、タックルや予防接種(これがまぁまた高かった。けど命のこととか他人に迷惑かけることを考えると万全に用意して良かったと思います)などの準備をゆるゆるして、国家試験の次の次の日に満身創痍でコロンビアへと旅立ったのでした。

 

続く

ジモシー再び

2020/03/01

 

今日は昨日とポイントを変えて橋の明暗を釣ることにした。

というのも、中高生の頃はデイゲームがメインということもあってナイトゲームが全然想像できず、明暗の釣りというシーバスの基本ともいえる釣りが全くできなかったのだ。

 

時は流れ富山でナイトゲームを学び、それなりに釣る想像がつくようになったので地元で力試しをしようと思ったのだ。

 

タイミングは日暮れかつ上げ。

風は弱く、日中も暖かったので期待が持てる。

 

明暗がはっきりしたタイミングで釣り場に入る。

まずは小さいペニーサックで様子を見るも当たらず。

 

まだ弱い動きがいい気がしてレビンライトにチェンジ。

数投して、うまく明暗部でターンした時にヒット。

f:id:chobitaku:20200301232351j:image

昨日よりも強く、コンディションの良い50半ばと言ったフッコだった。

 

シンペンも以前は使えなかったルアーの1つ。

 

以前と対比させることで自分の釣りの引き出しが増えたことを実感。😳

調子いいなぁ。

 

〜タックル〜

竿:シマノ OCEA GAME 806L

リール:ダイワ18カルディアLT2500–XH

糸:PE#0.8 +ナイロン5号

ルアー:ロンジン レビンライト

地元シーバス、略してジモシー

お久しぶりです。

 

年末〜2月までは国家試験の勉強で釣りどころではありませんで、試験が終わったと共に遠征に行っておりましたので滞っておりました。

 

さて、昨日実家近くの荒川でシーバスが釣れました。

 

例年、春休みに1匹釣って富山に帰るというサイクルを繰り返しておりました。

 

今回はまだ早いかな?と思いつつも更に上流の埼玉では釣れている様なので調査してきました。

 

 

ポイントは相変わらずシャローが絡むポイント。

 

下流ではバチがバイトでしょうが確認できず、代わりにハクがピチャピチャやっとりました。

 

はじめに小さいペニーサックで探るもなんもなし、レビンライトにしてアップから流れよりもすこし早いイメージで探ると40センチほどのフッコが釣れました。調査としては上出来で、ホクホクで帰りました。

 

f:id:chobitaku:20200301103918j:image

 

〜タックル〜

竿:シマノ OCEA GAME 806L

リール:ダイワ18カルディアLT2500–XH

糸:PE#0.8 +ナイロン5号

ルアー:ロンジン レビンライト

シーバス釣りにおけるシングルフック考察 その1

今シーズン(10月、11月)のシーバスフィシングにはシングルフックを導入してみました。

釣り納めも終わったので、1シーズン使った感想などを。

f:id:chobitaku:20191220235517j:image

 

【はじめに】

シングルフックを導入しようと思ったきっかけは、トリプルフックだと意図せずに魚の眼球やエラを傷つけてしまうことがあったからです。

経験上、シーバスがアタックするのは高確率でフロントフックです。リアにかかるのは活性が低いか、特別なベイトパターンかなんかだと思ってます。

フロントフックが口周りにかかると、フリーなリアフックが顔まわりにかかることが多く、そこで運悪く眼球や鰓蓋にかかってしまう現象が発生します。

キープするのであれば問題ないのですが、僕は基本的にリリース派。

エゴかもしれないけれど、釣った魚は元気に帰って欲しいし、眼球が潰れたり、エラから出血した魚を(元気に見えるからいっか、という半ば自分を納得させるかのような理由で)リリースする気分悪い記憶はずっと脳裏に残るものです。

そんなこんなで、今年から試験的にシングルフックを導入してみました。

f:id:chobitaku:20191220235555j:image

 

【方法】

よく使うルアーに限ってシングルフックとトリプルフックの2種類を用意しました。

止むを得ずシングルフック化できなかったもの、逆にシングルフックしか用意できなかったものも含みます。

シングルフックはオーナーのPluggerSingleを各種ルアーのサイズに応じて、又は純正フックの重量に合わせてつけました。(PluggerSingleのパッケージの裏のはフックサイズに応じたルアーのサイズの目安が書いてあったり、HPにはフックの重量換算表があり、交換しやすかったです。)

f:id:chobitaku:20191220235623j:image

 

【結果】

トリプルフック:(ランディングできた/総フックアップ数)= 9/14 =64%

シングルフック:(ランディングできた/総フックアップ数)= 6/11 = 55%

という結果でした。

こうしてみてみると、半分位バラしている自分のヘタッピさに驚きましたが(爆)、シングルフックも思ったよりバラさないもんだなぁと感じました。

f:id:chobitaku:20191220235656j:image

 

【考察】

さて、これを見てシングルフックバラしやすいのか?と思ったのですが、実は心当たりがあるのです。

 

まず、シングルフックを導入して感じたことは、意外と針穴が広がりやすいということです。

10月ごろはM +クラスの竿でパワーファイトをしていました。

理由はフィールドが所謂清流域と呼ばれるようなポイントで、強い流れの中を流木等を交わしながらゴリゴリ巻く必要があったからです。

そうすると、キャッチした際に、針穴がだいぶ開いている事がありました。

シングルフックの利点は、同じクラスのトリプルフックより強いフックを載せられるという事ですが、逆にいえばそれは、トリプルフックよりも針が太いという事です。

その状況下でパワーファイトをすると針穴が開くのは想像にたやすい事でした。

現に、11月は同じフィールドでもロッドをよく曲がるSWATにして、ゴリゴリ巻くよりもロッドのタメを意識するようになってからはシングルフックではバラシはありませんでした。

むしろ、ロッドを曲げて走りを止めるとなると、トリプルフックよりも曲がる心配が少なかったので、思い切りドラグを締め込む事ができました。

今季はランカーを2本釣る事ができたのですが、どちらもシングルフックでの釣果でした。

両方共トルクフルな個体でしたが、針は伸びもせず、頼もしささえ感じました。

前述のように、針穴の広がり防止を考えればPluggerSingleよりも細めなフック、たとえばDECOYのPLUGGIN' SINGLEなどを使用するのも良いかもしれません。来年はこのフックも試してみます。

f:id:chobitaku:20191220235740j:image
f:id:chobitaku:20191220235748j:image

次に、根がかりはどうなのかということです。

シングルフックに変えても根掛かりは普通にしました。

僕はフックポイントをフロントは下向きに、リアは上向きになるようにつけているのですが、フロントが普通に引っかかります。

川の中に根掛かりを外しに行った時は100%このパターンでした。

フロントを上向きにつければ根掛かりは減ると思われますが、フッキング率も下がりそうな気がします。

今後気になったらやってみようと思います。

 

フッキングについては、大差ないと思いますが、1度だけ「このアタリ、多分だけどトリプルフックならかかったな」と感じるものがありました。錯覚かもしれませんが。

 

 

【シングルフックのココがいい!】

・魚を不用意に傷つけない

・自分(他人も)がフックで怪我をする(させる)リスクが少ない

・安い

・かさばらないのでルアーボックスがスッキリ&輪ゴム等でフックを止める必要がない

・トリプルフックよりも同サイズなら強いのが搭載できる

・選択肢が意外とある(トラウト用〜ジギング用、なんなら管付きの餌用まで含めると)

・溢れ出る玄人感

などなど

 

【シングルフックのココがチョット、、、】

・トリプルフック派からすると釣果が落ちるのではないかという不安

・ルアーの泳ぎが変わる(自分は気にならなかったけど)

・最初、ルアーの見た目がチョットイマイチに感じる

などなど

 

 

1シーズン目の感想はこんな感じです。

以上を踏まえて、自分は今後は今あるトリプルフックを使い切ったら徐々にシングルフックに移行していこうと思います。

もちろん、遠征とかで絶対に掛けたい!という時などは精神衛生上トリプルフックを使うこともあると思います。

 

来年2月に予定している遠征ではいくつかの銘柄のシングルフックと、トリプルフックも持っていって色々比較できれば楽しいかな〜とも思っています。(釣れなくてそれどころじゃないかもしれませんが汗)

 

皆様のおこだわりも聞かせてください。

 

それでは!

師走鱸

2019/12/01(日)

 

南風が吹いて気温が上昇した日。

 

JERO氏と共に夕マズメにイン。

 

時合いにはまだ早いかな、と思いつつも行ってみたらなんらかの魚がもじっていた。

 

二手に別れて釣り開始。

自分の立ち位置的にアップクロスに投げるしかない。

 

まずはフランキーからはじめてみるも、どうもアップの動きがしっくり来ない。

 

あ!

 

取り出したのはメガバス、ラテス。

 

バス用モデルで固定重心であんまし飛ばないけど、アップでも死なない大きなローリングと、固定重心による立ち上がりの良さが魅力。

f:id:chobitaku:20191203174526j:image

すぐに反応が出て、77センチの鱸。

 

まだまだもじりはあるのでエスフォーにはチェンジ。

 

何発か水面誤爆を繰り返し、フッコを釣る。

f:id:chobitaku:20191203174539j:image

まだまだもじりが続いているので、相当の数が溜まっているようだ。

 

場を休ませつつ、ルアーをエスドライブや小さいウェイキーブーを混ぜてみるが、反応がない。

 

何故だかラテスとエスフォーに分があるようだ。

 

その後はエスフォーで水面爆発を何度か楽しみつつ、最後に66センチの鱸をキャッチして納竿としました。

f:id:chobitaku:20191203174554j:image

 

JERO氏は泣きランカーの78.5センチを釣り上げてました。

ランカー釣れない呪いにかかっていた者として、その気持ちよくわかります笑

 

県内各地でも好釣果を目にするので、ラストスパートが来ているのでしょうか?

 

竿:天龍 SWAT 107ML

リール:DAIWA LUVIAS 3012H

糸:PE #1.2+ナイロン6号

ルアー:メガバス ラテス、エフテック エスフォー11