2018渓流総括
先日禁漁を迎えた富山の渓流。
久しぶりに渓流釣りをしてみて、がっつりはまった夏でした。今シーズン(6月~9月)を振り返ってみようと思います。
きっかけはこのニジマス。40㎝くらい。
富山の友達と一緒に釣りをするようになって、釣らせてもらった一匹。
しまっていたトラウト欲が一気に加速、次の週には単独で河川の開拓に行っていた。(笑)
その当時はありあわせのタックルで、ロッドはトラウトスピン、リールは海のライトゲーム用に買ったソアレBB2000HG、ラインはPE#0.2にフロロ4ld。これでも初めて行った日に2匹山女が釣れたんで本当に嬉しかった。
それからというもの、毎週末の様に川に繰り出し、新たなポイント開拓をしていった。僕の行く水系はあまり人気がないのか釣り人に会うこともほとんどなく、自分のペースで開拓できたのもよかったと思う。
気が付けばロッドはメジャクラのファインテールになった。(笑)折れやすいと評判のメジャクラの竿だが、今シーズン結構手荒に扱った自覚があるものの、傷一つ入らずに大変満足。
脱線だが、僕が今シーズン通して思ったことは、渓流タックルはある程度耐久性があった方が良いという事だ。というのも、渓流では川を渡ったり、沢を登ったりとタックルが傷つくことが多い。ルアーも岩にギリギリに攻めたり、流れにもまれたりするのでアイや塗装がしっかりとしたものの方がよい。特に僕はキャストがうまくないので、丈夫かつ安価なDAIWAのシルバークリークミノーは使いやすかった。
値段に関しても高いタックルを壊すのが怖いので、今のところファインテールとソアレBBの組み合わせは大変気に入っている。欲を言えばリールはもう少し軽い方がバランスはとれるのだが。
魚種に関して嬉しかったことといえば、自力開拓した川でアマゴを釣ったことだ。
本来、富山にはアマゴはいないとされているが、HPをあさると神通川には放流しているような情報やとある河川では昔放流されたアマゴが山女にとって代わったという情報もあった。どっちにしても、富山でアマゴの生息している川を見つけたのはなんかうれしかった。確かに同じ水系でもその川にしかアマゴはいないし、小さなアマゴもつれたので誰かがそこだけ放流してるのか、それとも繁殖してるのか定かではないが、とある閉鎖水域だけにアマゴがいる事実はあれこれ想像を刺激される。(笑)
サイズに関してはMAXが
山女27cm
岩魚27cm
アマゴ29cm
でどれも9寸~泣き尺といったところで少し悔しい。
一番大きな魚は実はそんな上流じゃないところの小さな落ち込みでかけたのだが、バラシてしまった。。。ただ単に上流域に行けば大物が釣れるってわけじゃないのかと衝撃だった。来年こそは尺上を釣る!💪
装備に関しては6月はナイロンウェーダーでもよかったが、7月以降は暑くて死にそうだったので、ゲータースタイルにした。夏場はメチャクチャ快適だった。9月は少し寒かったけれども。
危険に関しては一番怖かったのは獣。特に熊。
一応熊鈴つけて、今年は出会わなかったが、来年は熊スプレーの導入も検討している。
次はイノシシ。こちらは足跡とフンをたくさん見た。
地元の方が言うには熊よりも厄介との事。こ、こえ~。
虫でいうと、お盆周辺はおろろ(ぶよ)やアブが死ぬほどわいていた。上流に行けば行くほど。車の排気ガスによって来るのか、車から出られないほど囲まれるし、外に出ればマジでブンブン寄ってくる。おまけにかまれると痛い。タイツの上からかんでくる輩もいるので本当に厄介。来年はより効果のある虫よけ用意しよかな、、、
ちなみに、9月に入って台風が一発通ったらきれいさっぱりいなくなった。なんなんだ、、、
ルアーはミノーイングが中心だったのでやっぱりDコン、蝦夷、シルバークリークミノーといった今流行りのシンキングミノーが活躍した。
スピナーも使ってみたら意外と使いやすかったので来年はフォローで積極的に使いたい。
最後に、僕が今年感じた渓流の魅力は、自分でポイントを開拓する楽しさ、ルアーのキャスト精度、アクションを問われるゲーム性、そして何より自然に囲まれた最高のシチュエーションで美しい渓流魚に出会う喜びだと思う。(あ、あとボウズの少なさ笑)
まだまだへたっぴだけど、来年はもっと楽しく渓流釣りをしたい!
おわり。
おまけ
渓流で出会う、多彩なゲストたち